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~歌う鳥 chick のblog~


by chick_blog

ディジュリドゥ

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ストリートパフォーマンスやミュージシャンが沢山のシドニー。

中でも、とても感動したのが、写真のディジュリドゥのストリート。

サーキュラーキーというおっきなフェリー乗り場のある駅。

とても美しいロケーションの街なみで、フェリーでビーチに出かけた帰り、

偶然であったパフォーマンス。

じもとっこに言わせれば、いつもいるよ☆らしいけど、

たった二週間の間に、二度訪れたそこで、私にとっては初めての光景だった。

夕暮れが近づいてきて、太陽がオレンジから、ピンクや紫のグラデーションをおび、

それこそ、すばらしい自然の彩りを、自分ひとりで見せつけようとしている頃、

波の音も、その太陽すらも、全部を味方につけて、ソウルを投げる二人に、

しばらくのあいだ、動けなった。


ちょうどメルボルンに行って、アボリジニー料理を食べて帰ってきた日、

友達と、シドニーのアボリジニー料理のおいしいお店について話していた。

レッドファンというところにあるよ☆と教えてくれたけど、

行ってはいけないとも教えられた。

レッドファンは、アボチャンのHOME。

だから危ないって。

友達の知り合いの子が行って、歩いてるだけで、殴られて帰ってきちゃったって。


わたしはとても勉強不足。

だから、軽々とはいえないはずだけど、、、

知ってる限りで話すと、

オーストラリアは、アボチャンの土地。

大昔に、大陸を見つけたほかの人たちが、ここに引越ししてきたけど、

その引越しの挨拶は、日本で言う、アタック(洗濯洗剤)をもって挨拶にいくのとは

だいぶわけがちがい、とてもあらっぽいものだったらしい。

以降、時代は移り変わって、街も移り変わって、アボチャンの大事にしてきたものは、

観光のカッコウの材料になった。

だけど、アボチャンたちは、今もすごく差別をうけてる。

根深くて、語れないほど大きな問題。

どこにでも、理不尽なこと、悲惨な歴史、色々あるけれど、

その場所にいて、その場所の歴史について話を聞いて、

昔歴史でならったより、幾分身近にそれを感じた。


差別や迫害や、色々な経験を経て、アボチャンも自分たちを守らなくちゃならなかった。

自分たちと違う色や違うルーツをもつ者が、自分たちを怖い目に遭わせた。

だから、自分たちと違う人たちはみんな敵と思わずにいられなかったのかな。

悲しい現実だけれど、それは色濃くのこっていて、それが濃いのがレッドファンらしい。

みんながみんなじゃないよ。

やっぱりみんな人間だから、いっても、うまく隔たりを解いている人たちだって、

沢山いるはず。

どっちが悪いとかじゃ、もぅないはずなの。

だけど、まだのこってるってこと。

そんな話を聞いていて、なのに、いかにもルーツの違いそうな二人が、

通り過ぎる人たちの笑顔や心を受けて、一生懸命演奏している。

神様に近づける音。

全部が上へ上へ、すーっと昇っていく音。

ソウル。

強いもの。弱いもの。相反するものまでも、全部まぜこんで、全部を洗う音。

CDをその後ひとつ買ったけど、現代っぽくアレンジされてて、

欲しかったそれとは違った。

彼らの音がよかったの。

言葉をもたない楽器が、言葉以上を語りかける。そして、言葉じゃなく、心で答える。

言葉を必要としないコミュニケーション。

いい演奏を聞いたら、いつもそれを思う。

本当に感じた。

私は、言葉をもってして、言葉を越えられるだろうか。

3/22@RAG。旅行後第一弾のライブ。

チャレンジ。

新しいステップがまた始まる気がする。


写真は、ディジュを演奏する二人と、せっかくだから、

ハーバーブリッジとオペラハウス。

そして、もうひとつ。

メルボルンのヤラリバーの夜景。

3/22、ぜひお楽しみに☆
by chick_blog | 2006-02-23 14:09